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スポーツ外傷

スポーツによる突発性のケガをスポーツ外傷と言います。主に捻挫、骨折、脱臼、皮膚の創傷、脳挫傷、脳震盪、軟骨損傷、靱帯損傷、腱断裂、肉離れなどのケースがあります。

突発性の外傷は、不慮の事故により伴うこともありますが、実は大半は事前の準備で防ぐことが可能な外傷でもあります。
自分の能力以上のパフォーマンスを行った際や日常ではあまり行わない動作をした際に、身体がその負荷に耐えられない、またはバランス崩すという伴う場合は大変多いのです。判断力が低下したり、体の反応が鈍ったり、日々の練習で気づかぬうちに身体に疲労が溜まっていたり、筋肉の耐久力が低下していた場合にもスポーツ外傷の発生頻度はとても高まりやすいのです。

ではこれらはどのように未然に防ぐことができるのでしょうか。練習方法の改善や練習量を適度にすること、プレーする地域の地形や施設の設備、プレー方法や戦術のチェックなど様々な要素を確認することで、このような要因で考えられる突発性の外傷を防ぐことは可能になるのです。

スポーツ外傷の応急処置

RICE処置
休息、安静(REST)

スポーツの際に、捻挫や挫傷、打撲などの外傷を負った際には、まず寝かせたり、座らせたりして身体を安静にしましょう。安静にすることにより患部の負担を軽減させることができ、症状の進行や悪化を防ぐことができます。

アイシング、冷却(ICING)

圧迫包帯などで応急処置をした場合、その包帯の上から氷やアイスパックなどをつかって冷却をしましょう。 直接皮膚にあてるよりも包帯やタオルを2回以上に折りたたんたりして、上から徐々に時間をかけ冷却することが効果的です。また、アイシングをしている間は、凍傷を起こさないように十分に注意してください。
アイシングをすることで、血管を縮めることができ、損傷した部位の内出血や腫れが進むことをおさえさせることができるのです。それにより、消炎効果や痛みを抑えることができるのです。

圧迫(COMPRESS)

患部を安静な状態で確保することができたら、包帯やテーピングなどで患部を圧迫させ固定していきます。皮膚表面に傷や出血がなくても、打撲や捻挫の場合は、内部で組織が損傷し出血や滲出液の放出が起こっているのです。

本来、出血や滲出液の放出というのは、損傷した部位を修復するために必要な体の自然治癒行動。しかし、過剰に起こると必要のない、こぶやしこりのような状態が形成され、痛みや機能障害を残りやすくする原因となることも考えられます。

また、関節内ならば水が溜まる状態となり、関節包靱帯を弛緩し、関節に適度な緊張と支持力をあたえることができず、不安定となる原因ととなりえるのです。そのため、内部の出血や滲出液の放出を最小限にくい止めるために、圧迫固定が必要となるのです。

患部の挙上(ELEVATION)

患部を心臓と同じ高さか、心臓より少し高く上げることで、出血や腫れの進行を和らげる効果があります。
ご自身で血圧計などで血圧を計測されたことのある方はご存知と思いますが、心臓の高さよりも低い位置にある血管は血圧が上がり、高い位置にある血管は血圧が下がることがあります。これと同じ原理です。

一般的に、血液の流れる勢いを下がるためは、損傷した部位を負傷直後、高くあげると良いということは想像のではないでしょうか。

固定

スポーツの怪我で特に多いのが骨折や脱臼、捻挫などです。お近くの接骨院や整骨院、整形外科、救急病院に行く際には、患部を動かさないことがとても重要です。その為には、損傷した部位を固定し動揺させないことがとても大切です。

専門家が行うような固定はとても難しいものです。しかしながら応急処置のために固定を行う方法であればどなたでも簡単に行うことができるのです。

固定のために必要となるものは、包帯、タオル、シーツ、三角巾、さらし、ひも、ベルト、テープなど身近なもので代用することが可能なのです。